淡路島の海沿いをドライブしていると、青い空と海がどこまでも広がる開放的な景色に心がほぐれていく。そんなロケーションの中に位置するのが「淡路シェフガーデン」。有名シェフが集うフードテーマパークのような場所で、その中でもひときわ目を引く中華レストランが「海鮮中華シャングリラ」だ。
この日は友人と二人で、平日の12時時ごろに訪問した。住所は〒656-1722 兵庫県淡路市野島轟木95-7。観光シーズンには混雑することも多いが、平日午前は比較的静かで、落ち着いて食事が楽しめる。公式サイトもあるので、メニューや最新情報は事前にチェックできる(公式サイトはこちら)。

駐車場情報とアクセス
淡路シェフガーデンにはいくつかの駐車場があり、シャングリラを利用するなら「P3駐車場」が最も近くて便利。以前は駐車料金が500円かかっていたそうだが、11月5日から無料になったとのこと。地味ながら嬉しい変更だ。各飲食店はそれほど広くないが、駐車場は広めで運転もしやすい。
海沿いの風を感じながら、木製デッキを歩いてレストランエリアへ。色様々な建物が並び、どのお店もデザインにこだわりが感じられる。シャングリラの外観も上品で、淡路島の自然を感じながらのカラフルな建物も気分が上がる。

店内の様子とBGM
12時頃に入店したが、先客は1組のみ。広めの窓からは淡路の海がキラキラと見渡せ、まるでリゾートホテルのダイニングに来たかのような心地よさがある。
店内にはオルゴール調のBGMが静かに流れており、12月後半の訪問ということもあって、クリスマスソングが優しく響いていた。この柔らかい音楽が、上品な中華料理の雰囲気と不思議とマッチしている。
12時を過ぎた頃になってようやく老夫婦が1組来店。平日とはいえ、この静けさは贅沢。休日は淡路シェフガーデン全体が混雑するようなので、ランチをゆっくり楽しみたい人には平日訪問をおすすめしたい。

注文したメニュー
メニューを見ると、1人2000〜3000円前後のセットコースが中心。少しお高めではあるが、どれも見た目にも華やかで「淡路島で食べる上品な海鮮中華」という印象だ。


私が注文したのは「八種の飲茶セット」(2800円)。内容は前菜、飲茶8種、淡路中華粥、デザートとバランスが良く、いろいろな味を少しずつ楽しめるのが魅力。
友人は「大海老のチリソース煮」(2800円)を注文。こちらは前菜、スープ、飲茶2種、メイン、淡路中華粥、デザートという構成で、がっつり食べたい人向け。

料理は一気に運ばれてくるのではなく、コース形式で一品ずつ提供される。お皿も凝っていて、料理が到着するたびにちょっとした「ワクワク」が生まれる。
前菜:鶏胸肉の味噌和えといわしの甘酢揚げ
最初に運ばれてきた前菜は、鶏胸肉の味噌和えといわしの甘酢揚げ。
どちらも小皿ながら存在感があり、見た目にもきれい。淡路島の野菜が彩りを添えている。
鶏胸肉の味噌和えは、見た目よりもしっかりとした辛さがあり、ピリッと舌が刺激される。辛さに強い人なら程よく楽しめるが、苦手な人にはやや強いかも。ただ、鶏肉自体は柔らかく、味噌の深みとよく合っていた。
いわしの甘酢揚げは酸味がやや強め。その分脂っこさが消えて、魚特有のにおいを感じにくい。衣はサクサクで、中はふっくら。最初の一皿としては食欲をぐっと引き上げてくれる内容だった。

水餃子:出汁×野菜×海老の絶妙バランス
次に運ばれてきたのは水餃子。チンゲンサイが添えられ、やさしい出汁の香りがふわりと立ち上る。
スープのようなタレはやや濃いめだが、青菜のほろ苦さと合わさって味に深みがある。餃子を箸で割ると、中からぷりぷりの海老が顔を出し、ネギの風味と相まって口の中にじゅわっと広がるほどよい旨み。皮がもちもちしていて、食感も楽しい。
一見シンプルながら、細部まで丁寧に作られているのが伝わる一品だった。

飲茶8種:せいろが開いた瞬間の幸福感
飲茶セットの主役であるせいろ8種盛りがテーブルに届くと、思わずテンションが上がる。蒸したての湯気が立ち上る瞬間は、まるでご褒美タイムの幕開けのよう。
中には定番の海老餃子、蒸し餃子、シュウマイ、小さめの豚まんなどがぎっしり。どれも見た目が美しく、味も海鮮の風味がしっかり感じられる。特に海老餃子は皮が透き通るほど薄く、噛むと中から海老の甘みが広がる。
テーブルに置かれた醤油とお酢を混ぜたタレに、カラシを少し足して味変するのも楽しい。全体的にひとつひとつのサイズが小ぶりなので、女性でも無理なく食べきれる分量だ。

飲茶のクオリティも高く、海老や豚肉といった具材の風味がしっかり生かされている。
一品ずつサーブされるので落ち着いて食事できるが、その分テンポはゆっくりめ。景色やBGMを楽しみながら過ごす「ゆったりランチ」にぴったりだ。
雰囲気とコスパのバランス
1人あたり2000〜3000円という価格帯は、ランチとしてはやや高めに感じるかもしれない。
ただし、料理のクオリティ、器の美しさ、そして淡路シェフガーデンというロケーションを考慮すると納得感がある。
休日の混雑時はどうしても落ち着かないこともあるが、平日ならこの静けさと眺めを独占できる。
その意味では「落ち着いた雰囲気で贅沢に中華ランチを楽しみたい人」にぴったりの場所だ。
逆に「気軽に利用できる中華ランチ」を求めて行くと、少し高く感じてしまうかもしれない。私個人としては、「一度体験すれば満足」タイプのお店。ただ、記念日や旅行中の特別ランチとしてなら十分おすすめできる。

淡路シェフガーデンでの過ごし方
食後はレストランエリアを少し散策。すぐ横に小さなスイーツショップや海辺のベンチがあり、食後のお散歩にちょうどいい。
冬の海風は少し冷たかったけれど、それもまた心地よく、穏やかな時間だった。
淡路シェフガーデンには他にも和食やイタリアン、カフェなど様々なお店が並んでいるため、食べ比べを楽しむのもおすすめ。夏場にはテラス席で海を眺めながら食事をする人も多いそうだ。
まとめ:一度は行ってみたい「淡路の海を感じる中華」
今回訪れた「海鮮中華シャングリラ」は、淡路シェフガーデンの中でも一際落ち着いた空間で、上品な海鮮中華を楽しめる場所だった。
料理の味は全体的に本格派で、特に飲茶の美味しさは印象的。ただし辛さが少し強めなので、オーダー時にスタッフの方に相談するのもありだと思う。
大切な人とのランチや、旅の途中でちょっと贅沢をしたい時におすすめ。海を眺めながら穏やかに過ごせる時間こそ、このお店の一番のごちそうかもしれない。

店舗情報
店舗名: 海鮮中華シャングリラ(淡路シェフガーデン内)
住所: 〒656-1722 兵庫県淡路市野島轟木95-7
営業時間: 11:00〜(ランチ営業) ※詳細は公式サイトで要確認
定休日: 不定休(公式サイト参照)
公式サイト: https://awaji-shangrila.com/
駐車場: P1・P2・P3あり(P3が店舗に最も近くて便利)/2024年11月5日より駐車無料
