【布引ハーブ園】ザ・ハーブダイニングで頂上から臨むオシャレランチ

神戸の街並みと海を一望できる「神戸布引ハーブ園」。その山頂にあるレストラン「ザ・ハーブダイニング」で、友人と平日ランチを楽しんできた。
ロープウェイで空中散歩をしながら向かう非日常感と、頂上レストランならではの開放的なロケーションで、ちょっと特別な時間が過ごせるオシャレランチだ。


スポンサーリンク

ロープウェイで山頂レストランへ

今回訪れたのは、神戸市中央区にある「布引ハーブ園」の山頂レストラン「ザ・ハーブダイニング」。
平日の木曜日、友人との2人ランチで、入店時間は12:10ごろ。到着した時点で待ち人数は4組ほどで、受付を済ませてから少しベンチで景色を眺めつつ順番を待つことにした。

スタッフさんに聞くと、土日は1〜2時間待ちになることもある人気店とのこと。平日でも時間帯によっては混み合うようで、この日は「待ち4組ならまだラッキーなほうかも」と感じた。


布引ハーブ園の山頂までは、基本的にロープウェイで向かうことになる。
ロープウェイ乗り場は新神戸駅のすぐそばにあり、新幹線や地下鉄の駅からそのままアクセスできるのが便利。ロープウェイに乗り込んで動き出すと、足元には布引の滝周辺の緑、前方には神戸の街と海がぐんぐん広がっていく。

ゴンドラが高度を上げるたびに、視界がどんどん開けていく感じが気持ちよくて、つい写真を撮りたくなる。天気が良い日は特に、港や六甲の山並みまで見渡せて、プチ旅行気分。ランチ前からテンションが上がる時間だ。

車で行く場合は、麓側に一般駐車場があるわけではないので、新神戸駅近くのコインパーキングやホテル駐車場を利用することになる。中でも、ANAクラウンプラザホテルの駐車場がロープウェイ乗り場に比較的近くて便利だと感じた。


大きな窓と光が降り注ぐ店内

ロープウェイで山頂駅まで到着し、ハーブ園の中を少し歩いた先にあるのが「展望レストハウス」。
その2階に入っているのが、今回の目的地「ザ・ハーブダイニング」だ。レストハウス自体がヨーロッパの山の上の古城のような雰囲気で、外観からして非日常感たっぷり。

店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは大きな窓。神戸の街と海が切り取られたような景色が広がり、天井も高くて開放感抜群。ランチタイムのやわらかい日差しがたっぷり差し込んで、明るく気持ちのいい空間になっている。


テーブル席は、窓側はもちろん、少し奥の席からでも景色が見えるようなレイアウト。
ハーブ園らしく、グリーンや花を取り入れたインテリアがほどよく置かれていて、「ザ・ハーブダイニング」という名前の通り、ハーブの世界観を感じられる空間だ。

席に案内されると、テーブルにはランチコースのメニュー表が用意されていたので、まずはじっくり内容をチェック。メニュー表自体も写真映えするデザインだったので、しっかり写真におさめておいた。


ランチはコース1本勝負

ザ・ハーブダイニングのランチメニューは、基本的にコース料理のみ。
大人は税込3190円、小学生は税込1210円で、子どもには専用メニューが用意されているスタイルになっている。

コースの内容は、前菜8品が並ぶ「前菜スタンド」とメイン料理がセット。ドリンクとデザートは別料金で追加する形だが、そのぶん前菜がかなりしっかりしているので、コース全体としてはボリューム十分に感じた。

メイン料理はいくつかの候補から選べるようになっていて、この日は肉料理・魚料理・パスタなどがラインナップ。今回、私たち2人は相談の結果、同じものを選ぶことにした。

オーダーしたのは、「鴨のロースト バルサミコソース 菜園をイメージして」。
メニュー名からしてオシャレで、「菜園をイメージして」というサブタイトルがとても気になったので、どんな盛り付けでくるのかワクワクしながら待つことに。


アフタヌーンティーみたいな前菜スタンド

まずテーブルに運ばれてきたのは、今回のコースの主役と言ってもいい「前菜スタンド」。
アフタヌーンティータイムのティースタンドや、ケーキスタンドを思わせる三段のタワーに、8種類の前菜がぎゅっと並べられている。見た瞬間に「かわいい!」と声が出る、写真映え間違いなしのビジュアルだ。

スタンドの上には、サラダ、カルパッチョ、ミニサンドイッチ、ピンチョス、ゴルゴンゾーラの和え物など、少しずつ色々楽しめる小皿が並んでいる。どの料理にもハーブがさりげなく、あるいはしっかりと使われていて、「さすがハーブ園のレストラン」という印象。

飾り付けには食用花(エディブルフラワー)の花びらがあちこちに散りばめられていて、とにかくカラフル。白いお皿とガラスの小鉢の上で、ハーブの緑と花びらのピンクや黄色が映えて、目で見て楽しい前菜スタンドだった。


ひとつひとつの料理は決して大きなポーションではないものの、種類が多いので食べ進めていくと「思ったよりしっかりお腹にたまる」タイプ。
味付けも重たすぎず、オイルや酸味、チーズやハーブの香りを生かした組み立てで、色んなテイストを少しずつ味わえるのがうれしい。

特に印象に残ったのは、ハーブをきかせたサラダと、ゴルゴンゾーラの和え物。ハーブの香りがふんわり立ち上がりながらも嫌なクセは感じず、むしろ素材が引き立つような使い方をされているのが印象的だった。


メインの鴨ローストは「菜園」アート

前菜を楽しんでいると、ちょうどいいタイミングでメインが登場。
オーダーから提供までは比較的早めで、前菜の途中で「そろそろかな」と思うころにやってきたので、食事の流れとしては理想的なペースだった。

メインの「鴨のロースト バルサミコソース 菜園をイメージして」は、大きめの真っ白な皿に、鴨肉と色とりどりの野菜、そしてソースがアートのように散りばめられた一皿。
お皿の余白をたっぷり使いながらも、4種類のソースやピュレがカラフルに配置されていて、サブタイトル通り“菜園”をイメージさせる盛り付けになっている。

鴨肉はやや大きめのカットが2切れ。表面は香ばしく焼かれていて、中はしっとり。
ひと口目は、鴨ならではの独特の香りとコクのある脂が広がり、バルサミコの甘酸っぱさがそれをきれいにまとめてくれる印象。複数のソースを少しずつつけ替えながら食べることで、味の変化も楽しめる。

ただ、鴨肉はしっかり厚みがあるため、時間が経って冷めてくると少し硬さが出てくるのが正直なところ。
お肉自体も鴨らしいクセのある味なので、後半になるにつれて、脂と香りの強さが気になってくるかもしれない。歯が弱い方や、クセのある肉が苦手な方は、別のメインを選ぶ方が食べやすいと感じた。

それでも、最初の数口は「わあ、ちゃんとしたレストランで食べる鴨だ」と思えるクオリティで、ハーブ園らしい華やかな見た目と合わせて、特別感のあるメイン料理だった。


食後のドリンクとデザートへ

コースの最後には、別料金でドリンクとデザートもオーダー。
今回は、ハーブ園らしさを味わいたくて、レモングラス&ジンジャーブレンドのハーブティー(税込600円)をチョイス。友人は、王道のアイスコーヒー(税込460円)を選んでいた。

デザートには、「ティラミス・エスプレッソアイスを添えて」(税込620円)をオーダー。
小ぶりなティラミスが2つと、濃厚なエスプレッソアイスがワンプレートにのったデザートで、見た目からして満足度が高そうな一皿だ。

ドリンクとデザートの詳しい感想や、全体の満足度・コスパについては、あとでレビューしていきたい。


食後のドリンクで感じる「ハーブ園らしさ」

メインを食べ終えて、ゆっくり景色を眺めていると、食後のドリンクとデザートタイムに突入。
今回は「ハーブ園に来たからには、やっぱりハーブティーだよね」ということで、私はレモングラス&ジンジャーブレンドのハーブティー(税込600円)をオーダー。友人は安定のアイスコーヒー(税込460円)をチョイスした。

運ばれてきたハーブティーは、カップからふわっと立ちのぼる香りがとても印象的。
レモングラスのすっきりとした香りに、生姜のピリッとしたニュアンスが合わさっていて、「あ、ちゃんとハーブ園に来たんだな」と実感できる一杯だった。飲むと体の内側からほんのり温まってくる感覚があり、11月後半のひんやりした空気にはちょうど良かった。

ただ、率直なところ「めちゃくちゃ美味しい!」というよりは、「珍しくて楽しいけど、一度飲めば満足」という印象。
クセは強くないが、香りがしっかり立っているぶん、好みは分かれそう。ハーブティーが好きな人にはきっと刺さる一杯だと思うが、「無難に美味しいドリンク」を求めるなら、友人が頼んでいたアイスコーヒーの方が安心感はある。

正直、友人のグラスを眺めながら「私もコーヒーにしておけばよかったかも…」と思った瞬間もあったが、せっかくのハーブ園なので、一度はハーブティーを試してみる価値はあると思う。


ティラミス&エスプレッソアイスはかなり濃厚

デザートには、「ティラミス・エスプレッソアイスを添えて」(税込620円)をオーダー。
運ばれてきたプレートには、小ぶりなティラミスが2つと、その横にエスプレッソアイスがちょこんと乗っている。サイズ感は“ほどよく贅沢”という感じで、食後のデザートとしてはしっかり満足できそうなボリューム。

まずはエスプレッソアイスから一口。
これが想像以上に本格派で、かなり濃いコーヒーの味がする。まるでエスプレッソをそのまま凍らせて滑らかにしたような、苦みと香りの強さ。甘さもあるが、しっかりとコーヒーの余韻が残る、大人のアイスといった印象だった。

ティラミスも負けず劣らず濃厚系。
マスカルポーネのクリーム部分はなめらかで、程よくコクがあり、ココアパウダーと下のスポンジにはしっかりとエスプレッソの風味が感じられる。ファミレス的なライトなティラミスではなく、「ちゃんとデザートとして作り込んだティラミス」という印象で、1個目は「おお、なかなか本格的!」とテンションが上がった。

ただ、小ぶりとはいえ2個ついてくるので、後半になるとやや重たさが出てくる。
特に2個目の後半は、濃厚さと甘さがずっしり効いてきて、正直少ししんどくなった。甘いものが大好きな人や、シェアして食べるならちょうど良さそうだが、「食後は軽めに甘いものを…」というタイプの人には、1個+アイスくらいでも満足できるかもしれない。


良かった点:特別感・景色・前菜のワクワク感

今回のランチで「ここは本当に良かった」と感じたポイントは、大きく3つ。

  • ロープウェイ+山頂レストランという特別感
  • 大きな窓から見える景色と開放的な空間
  • アフタヌーンティー風前菜スタンドの見た目と内容

まず、ロープウェイで山頂まで向かい、そのまま頂上のレストランで食事ができるという体験自体が、ちょっとした旅行気分。
神戸の街や海を眺めながら向かう時間からすでに“非日常”が始まっていて、ただのランチ以上の特別感がある。

店内も、大きな窓と高い天井のおかげで、とにかく開放的。
平日だったこともあり、ガヤガヤしすぎず、かといって静かすぎもしないほどよい賑わい。友人との会話も弾みつつ、時々外の景色に目をやる…という、贅沢な時間を過ごせた。

そして何より印象的だったのが、8種の前菜が乗ったティースタンド。
「アフタヌーンティーみたいなランチ前菜」というだけでテンションが上がるし、一段ずつどんな料理が並んでいるのか眺めながら食べる楽しさがある。ハーブやエディブルフラワーを使った彩りも相まって、写真を撮る手が止まらない。


気になった点:鴨のクセと好みが分かれる部分

一方で、「人によって好みが分かれそうだな」と感じたポイントもいくつかあった。

  • メインの鴨ローストは厚みがあるぶん、後半硬さが出る
  • 鴨特有のクセや脂の風味がしっかり感じられる
  • ハーブティーは“好きな人向け”で、万人受けではない

鴨ロースト自体は盛り付けも美しく、最初の2〜3口はとても美味しいのだが、厚みのあるお肉なので、冷めてくると噛み応えが増してくる。
歯が弱い人や、柔らかいお肉が好きな人にとっては、後半少し食べづらく感じるかもしれない。

また、鴨ならではの独特の香りも、前半は「鴨らしいコク」として楽しめるが、途中から「やや臭み」として気になり始める可能性も。クセのあるお肉が得意な人には問題ないが、そうでない場合は、別のメイン(魚料理やポークなど)を選んだ方が安心かもしれない。

ハーブティーも同様で、「ハーブの香りがしっかり楽しめる」という意味では魅力的だが、体験としては一度飲んでみれば満足…という印象が強かった。
「確実に美味しい一杯」を求めるなら、コーヒーや通常のお茶の方が無難だと感じた。


コスパと使いどころのバランス

料金は大人コースが税込3190円。
ここにドリンク代とデザート代を足すと、一人あたり4000円前後になるイメージだが、ロケーション・雰囲気・料理内容を考えると、個人的には「妥当〜ややご褒美寄り」の価格帯だと感じた。

  • 記念日ランチ
  • ちょっと贅沢したい休日デート
  • 遠方の友人が来たときの“神戸らしいおもてなしランチ”

こういったシーンにはかなりハマるお店だと思う。
逆に、「サクッと安くランチを済ませたい」という日には、少し重たく感じる価格帯かもしれない。

また、土日は1〜2時間待ちになることもあるようなので、ゆっくり過ごしたいなら平日利用がおすすめ。今回のように平日木曜のお昼で4組待ちくらいなら、「ちょっと人気店に来たな」くらいの感覚で過ごせる範囲だった。


まとめ:景色と雰囲気重視なら、一度は行く価値あり

ザ・ハーブダイニングは、料理だけでなく「ロープウェイで山頂へ行くワクワク感」や「窓いっぱいに広がる景色」も含めて楽しむレストランだと思う。
特に前菜スタンドの華やかさと、ハーブやエディブルフラワーを生かした盛り付けは、ここならではの体験。写真を撮るのが好きな人や、オシャレなランチタイムを過ごしたい人にはぴったりの場所だった。

一方で、鴨ローストやハーブティーのように、味の好みが分かれそうなポイントもあるので、「絶対に失敗したくない!」という人は、オーダー時にメインの種類やドリンクを慎重に選ぶのがおすすめ。
それでも総合的には、「また季節が変わったころに別メニューを食べに来たい」と思わせてくれる、記憶に残るランチだった。


店舗情報

布引ハーブ園 ザ・ハーブダイニング
住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3 神戸布引ハーブ園 展望レストハウス2F
営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:00)※季節・イベントにより変動の可能性あり
定休日:神戸布引ハーブ園の営業日に準ずる
アクセス:新幹線・市営地下鉄「新神戸駅」から徒歩約5分のロープウェイ山麓駅より乗車、山頂駅下車すぐ
備考:土日祝は待ち時間が長くなることが多いので、時間に余裕を持っての来園がおすすめ

タイトルとURLをコピーしました